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| ファイル名 | 説明 | 日付 | サイズ |
|---|---|---|---|
| SLP_vREQ-1.0.0-exercises.zip | SLP 練習問題 | 2014年2月27日 | 0.6 MB |
課題1: SLPで要求仕様が正しいかどうかを確認してみよう
PDF文書の「タイマー設定要求仕様」を読んで、SLP文書を作成し、要求仕様が正しいかどうかを確認してみよう。
●ヒント
要求仕様の条件の記載が不足しています。SLP文書を作成することで、何の条件が不足しているのかを明確にできます。
※分からなかった方は、解答例のSLP文書の論理記述欄のコメント「(:」の箇所を御参照ください。
配布資料
解答例
課題2: SLPで書かれた要求を変更または機能追加してみよう
「ICカード式自動販売機」を記述したSLP文書を読んで、仕様を変更したり、新機能を追加したりしてみよう。
●ヒント
「タイマーなし」の方が簡単です。より本格的な課題に挑戦したい方には「タイマーあり」をお勧めします。
●仕様を変更する例
- 商品を選択していない状態でICカードを読み取り部にかざしたときは、ICカードの残高で購入できる商品を表示する。
- 商品を選択してからICカードを読み取り部にかざすまでの間に別の商品のボタンを押したら、複数の商品を同時に買えるようにする。
●新機能を追加する例
- 領収証を発行する
- 現金を受け付ける。
配布資料
解答例
課題3: 分かりにくい要求文書をSLPで書き直してみよう
PDF文書の「マルチメディアコンポ省電力設定要求仕様」を読んで、SLP形式で書きなおしてみよう。
●この題材について
- マルチメディアコンポとは、コンポーネントステレオの一種で、CD, MD, USBメモリーなどの多種類のメディアを利用できる音楽プレーヤーです。
- この題材は架空のものです。
- 省電力モードとは、音楽が録音または再生させていない状態で、一定時間ユーザーの操作がなかったとき、一部の機能を停止することで、消費電力を下げる機能です。
- この「マルチメディアコンポ省電力設定要求仕様」は、実際の開発現場で使われている文書に近いものです。要求が整理されているとは言い難い状態です。また、日本語としても分かりにくい部分があります。
●ヒント
- この仕様書で使われている用語「省電力モード」と「スリープモード」は同じものを指しています。どちらかに統一すると良いです。
- もとの仕様書に忠実である必要はありません。SLP形式にそぐわないところは、削ったり付け足したりしましょう。 (実際の開発では、仕様を理解している人に確認する必要があります。)
配布資料
解答例
課題4: 自分で考えた要求をSLPで書いてみよう
下記のアイディアをもとに「デート相手紹介ウェブサービス」の要求をSLP形式で書いてみよう。
●アイディア
- ユーザーは性別、恋愛対象の性別、年齢、住所（市町村まで）、趣味などを登録する。
- ユーザーは上記の条件の組み合わせで、条件に合うユーザーを検索できる。
- 検索が完了すると、該当するユーザーの数だけが表示される。
- 該当するユーザーの数が表示されている状態で「デート」ボタンを押すと、該当するユーザー全員にデートの申し込みが送られる。
- あとは、申し込みが受諾されるのを待つだけ。
●ヒント
- 上記のアイディアだけでは要求が不足しています。必要な要求を考えてください。特に、太字で「など」と書いたところは、具体的に詰めてください。
- また、上記のアイディアにとらわれず、好きなようにウェブサービスを考案して構いません。
●この題材について
- この題材は架空のものです。