

Smart-Rayは、3DCGモデルの高品位レンダリングに不可欠であるレイトレースアルゴリズム(光線探索法)をベースとしたレンダリングエンジンです。
3DCGモデルのプリミティブ(三角形ポリゴン)は、空間分割法により効率的に管理され、更にZバッファレンダリングを併用することにより、高品位で高速なレンダリングが可能です。また、マテリアル属性、テクスチャマッピング属性などの設定により、陰影処理、鏡面反射、屈折、透過、影付けなどの写実的質感はもとより、3次元モデルの幾何形状に基づいた手描き風のレタッチ処理を施す絵画調レンダリング機能もサポートしていますので、建築パースなどのプレゼンツールに最適なレンダリングエンジンです。

Smart-Rayは、Windows95/98/2000/NT4上で動作するWin32アプリケーションのダイナミックリンクライブラリ(DLL)として動作します。Smart-Rayをお客様のアプリケーションに組み込むには、付属のSmart-Ray開発キット(SR-SDK)を参考にしていただき、適切なAPI関数を使用することにより実現されます。以下に、Smart-Rayの動作条件について記載します。
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稼動OS |
Windows 95/98(SE)/Me/2000/NT4.0 |
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CPU |
Pentium 以降 |
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メモリ |
最小 20MB程度
推奨 128MB(レンダリング画像解像度1280×1024程度の場合) |
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ハードディスク |
100KB以上 |
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グラフィック |
特に指定なし |
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ランタイムライブラリ |
特に指定なし |
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